JAXAも参戦!ドローンの目視外飛行実現に向けたUTMとは?

JAXAといえば宇宙!実はJAXAでもドローンの研究が行なわれているのをご存じでしょうか?JAXAではドローンの安全性を担保するためにさまざまな研究開発を行なっていますが、中でも注力しているのがUTMと呼ばれる研究開発。本日は、ドローンの安全性を担保するためにJAXAおよび無人航空機の各種関係者が注目している研究開発プロジェクト「UTM」、およびUTMの実現に向けて活動する産学官の関係者と繋がれるコンソーシアムについてご紹介します。

f:id:PSYGIG:20190716110034j:plain

JAXAのドローン研究開発「UTM」とは?

UTMとはUnmanned Aircraft Systems Traffic & Radio Management(=無人航空機運航管理システム)のことで、無人航空機の目視外飛行を実現するための研究開発です。UTMは、航空交通管制の対象外である150m以下の空域において多数のドローン飛行を実現するための新たな交通システムとして期待されています。

現状では、操縦者が機体および飛行ルートの安全性を目視確認することが主流ですが、物流を始めとする長距離飛行が必要な用途でドローンを飛ばす場合は、目視外でもドローンおよび飛行対象空域の安全性を確保する必要があります。そのため、UTMはドローンの目視外飛行を可能にしてくれるシステムとして注目されています。JAXAでは、UTMを実現させるために産学官で取り組みを行なっています。

UTM実現に向けた産学官コンソーシアム「JUTM」

JAXAはUTMの実現に向けて、UTM関係者向けの産学官コンソーシアムである「日本無人機運行管理コンソーシアム(通称JUTM)」で活動しています。JUTMは、東京大学の鈴木真二教授主導で始まった勉強会をきっかけに2016年に設立され、ドローンを始めとする無人航空機の安全な運航と社会実装に向けて取り組んでいます。各産業での無人航空機活用を促進して「人とドローンが共生する未来社会」の実現を目指し、無人航空機を安全および効率的に運用する仕組みを技術や制度、ビジネスなどの各方面からの検討を進めているとのこと。

JUTMは、企業や大学・研究機関、省庁を含め、約200の組織から構成されており、産学官ステークホルダーによるUTMの実現に向けた議論およびアイディア創出の場となっているとのこと。UTMの実現に向けて、電波や空域の管理など、取り組まなくてはならない課題に向けて、議論だけでなく実証実験も行なっているとのことです。

JUTMへの参加方法は?

さて、気になるのはJUTMへの参加方法。JUTMの会員になるには、下記4種の選択肢があります。

  • 正会員 本コンソーシアムの目的に賛同して入会した個人または団体 賛助会員 第3条(4)の活動(※)を賛助するために入会した事業を行う個人または団体ならびに大学等の研究者および研究機期間 ※無人移動体画像伝送システムの制度整備に基づく運用調整を推進する活動
  • 名誉会員本コンソーシアムに功労のあった者または学識経験者で総会において承認された者
  • オブザーバ会員  国、地方自治体などの公的機関及びその関連団体

詳しい入会方法については下記のリンクをご参照ください。 https://jutm-imgtransuv.org/terms/

JAXAも取り組むUTMは、ドローンが普及して社会で活躍するために欠かせないもの。ドローン関係者の方は、情報交換の場として、ネットワーク構築の場として、そして企業アピールの場として、この機会にぜひJUTMをチェックしてみてくださいね!

▼参照:こちらのインタビュー記事を参考にさせていただきました。併せてご覧ください!

hiptokyo.jp


この記事を書いた人|ゆずき
旅と脚本にハマっている自由人。サイギグでマーケティングを務めている。2017年にサイギグが立ち上がった当初に学生インターンとして働いていたが、新卒ではITコンサルティング企業に入社。デジタルマーケティングに携わった後、2年の時を経ってサイギグに戻って今に至る。旅と書くことが好きで、印税生活で旅することを夢見ている。社会課題解決×テクノロジーに関心をもち、将来はソーシャルビジネスのマーケティングをしたいと考えている。