Volkswagenが支援するモビリティ分野のスタートアップを一挙紹介!

ドイツの大手自動車メーカー「フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)」がモビリティ分野のスタートアップ支援プログラムを実施していることをご存じですか?本日は、フォルクスワーゲンがグローバルで支援している今注目のモビリティ系スタートアップ6社をご紹介します!

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フランス発「Zouzoucar」

子どもの送迎専用のライドシェアアプリを開発しているスタートアップ。子どもとすでに顔見知りの大人がアプリを通じて子どもと連絡を取り合うことで、学校や習い事、課題解決などへよりスピーディーかつカンタンに送迎できるようになります。保護者の不必要な運転を避けることで、コストや時間の節約が期待されています。

ルクセンブルク発「CarPay-Diem」

モバイルアプリまたはコネクテッドカーを通じてアクセスできるプラットフォームを構築しているスタートアップ。ガソリンスタンドにおいて、車内にいながらアプリ1つで燃料ポンプを作動させて支払いを完結することが可能になります。また、ガソリンスタンドにとってのメリットとしては、CarPay-Diemのユーザーにガソリンスタンドの利用を促すプロモーショナルオファーを送ることができます。CarPay-DiemプラットフォームはすでにBenelux諸国の1万以上のガソリンスタンドと連携しています。

リトアニア発「carVertical」

自動車の走行履歴についてできる限り多くの情報をさまざまな情報源(リース・保険会社、個人所有者)からレジスターに集められる、ブロックチェーンベースのソリューションを提供しているスタートアップ。これにより、自動車所有者は、確認済みかつ改ざん防止された履歴を表示し、車両の価値を高めることができます。たとえば、車両の走行距離が正しいか、何らかの事故が起きていないかについての確認が可能です。

イスラエル発「Make My Day」

ドライバーにとって最適なルートを検索するデジタルパーソナルアシスタントを開発しているスタートアップ。EVの充電や日常の買い物などをルート計画に組み込むことで、自動車の走行中に起こるあらゆるタスクを統合し、時間とコストの両方を節約することを目指しています。

ウクライナ発「Go To-U」

ドレスデン滞在中に利用できる電子自動車充電ステーション用の革新的な予約システムについて、さらなる発展に取り組んでいるスタートアップ。Go To-Uは電気自動車の運転手を充電施設のあるホテル、レストラン、カフェとつなぎます。 電気自動車の運転手はプラットフォームを通じて最も都合のよい時間に充電ステーションを予約できます。ついでにレストランやホテルを予約し、車の充電代をまとめて支払うことも可能。電気自動車の運転車のみならず、このプラットフォームを活用する企業のマーケティング促進にも役立ちます。

ロシア発「ToporAuto」

加速度センサーと自動車のGPSデータを使用して、路面の質を監視および分析するサービスを開発しているスタートアップ。地方自治体の道路交通局、自動車製造業者、およびデジタル地図プロバイダが活用できる可能性を秘めたソリューションを開発しています。

▼下記リンクより、フォルクスワーゲンによる原文(英語)をご参照できます。
https://www.volkswagen-newsroom.com/en/press-releases/volkswagens-incubator-program-goes-international-six-new-start-ups-move-into-the-glaeserne-manufaktur-4149

選出された上記のスタートアップは、フォルクスワーゲングループの専門エンジニアとの協力のもと、アイデアの実用化に向けて取り組むとのこと。ドイツに限らず世界規模で展開しているフォルクスワーゲンのモビリティスタートアッププログラム。みなさんもぜひ挑戦してみませんか?